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「管理栄養士の資格を活かして転職したい!でも実務経験ゼロだから自信がない…」
そんな方は、安心してください!
世の中には「未経験OK(歓迎)」の求人がたくさんあります。まったく畑違いの職種からの転職や、給食管理から栄養指導をする職種へのキャリアチェンジ・給与アップも夢ではありません。
以前、筆者の私は、調理や給食管理業務を約10年間していましたが、30歳を目前にして未経験だった栄養指導がメインの病院に転職をしました。内定をいただくまで8社に落とされて心はズタボロでしたが、失敗の先に光が見えてきます。また、非常勤からの入職でしたが、正社員へのお誘いもあったのでマッチング次第でよい職場に出会えるでしょう。不器用な私でも転職できたので、大丈夫!
とはいえ、できれば回り道したくないですよね。そんなあなたに向けて、私の失敗談を踏まえた成功ポイントをシェアします。
管理栄養士への転職は未経験でもOK!
管理栄養士の国家資格さえ取得していれば、実務経験ゼロであっても資格を活かして転職活動できます。
管理栄養士の資格を取得したけど…
・全く別の職種に就職した
・就職しなかった
・給食管理がメインの職場から卒業したい
そんな方も管理栄養士として活躍できる可能性は大いにあります。
臆せずチャレンジしていきましょう!
筆者の私は、新卒で給食委託会社に入社し、栄養士の実務経験を3年間積んでから、管理栄養士免許を取得しました。職場では、栄養士から管理栄養士に肩書が変わりましたが、給食管理メインの業務内容は変わらず。当時の私は「いつか栄養指導をしてみたい」という憧れの気持ちを抱いていましたね。
実際の「未経験OK」の管理栄養士の求人7例
では、実際に「未経験OK(歓迎)」と記載のあった管理栄養士の求人を7つピックアップしてご紹介します。
☑さまざまな業務形態
☑栄養指導業務
☑在宅ワーク など
業種 | 業務形態 | 給与 | 業務内容 |
特定保健指導(通勤あり) | 派遣社員 | 時給1500円 | ■特定保健指導における継続支援(電話・メール・アプリ・お手紙など) ■特定保健指導における初回面談(対面・遠隔) ■その他、資料作成など(提案資料・案内資料・報告書など) |
特定保健指導(在宅ワーク) | 業務委託 | 予定年収:170万円 ※年間300名担当(週17時間程度) |
■特定保健指導 |
企業管理栄養士 | パート | 時給1650円 | ■栄養相談業務(20分程度) ・一般的な健康相談 ・重症化・再発予防カウンセリング ■専用システムへ相談内容を入力 ■看護師相談からのエスカレーション対応 |
内科クリニック | パート | 時給1450円以上 | ■糖尿病・高血圧症・脂質異常症・肥満症などの通院患者様に対する栄養指導。 ■特定保健指導 ■受付・一般事務・診療介助・清掃など |
病院(リハビリ) | 正社員 | 月給19.6万円 | ■栄養マネジメント業務 ■調理業務全般(仕込み・盛り付け・配膳等) |
美容ダイエットクリニック | 正社員 | 月給25~40万円 | ■施術 ■お客様対応 ■SNS作業 ■事務作業 |
給食委託会社 | 正社員 | 月給25~30万円 | ■給食管理 |
参照:indeed(2024.7.12現在)
栄養士と管理栄養士では役割が違うの?
栄養士と管理栄養士は、どちらも栄養士法により定められた国家資格です。栄養士は都道府県知事から、管理栄養士は厚生労働大臣から免許を与えられます。栄養士免許は養成施設を卒業すれば取得できますが、管理栄養士免許は、国家試験の合格が必要です。
栄養士と管理栄養士の役割や業務内容の違いは下記のとおりです。
おもに健康な方を対象に、栄養指導や給食の運営を行います。
<管理栄養士の役割>
健康な方だけでなく、病気を患っている方・高齢で食事が困難な方を対象に、一人ひとりに合わせて専門知識や技術を駆使して栄養指導や栄養管理・給食管理を行います。
参照「管理栄養士・栄養士とは」/公益財団法人日本栄養士会
管理栄養士は、栄養士よりも高い専門性が求められます。健康な人だけでなく、病気のある方の健康サポートをするので、新しい情報をアップデートする必要があり、生涯にわたる勉強が必要です。
管理栄養士への転職活動|5つの始め方
管理栄養士の実務経験がなくても、転職を成功させる術はあります。下記の5つから、あなたに合う方法で転職活動を始めましょう。
①ハローワーク(公共職業安定所)
②インディード
③自治体のWEBサイト
④企業の採用ページ
⑤転職エージェント
筆者の私は、3回の転職を経験しています。地方に住んでおり近所での勤務希望だったので、1~2回目は近隣の求人が探せるハローワークとインディードを活用して転職しました。
3度目の転職は、副業から始めた在宅ワークのライター業が軌道に乗り、半年で独立。管理栄養士ライターなら現在の仕事の合間に副業としてスタートできます。頑張ればフリーランスとしての道もみえてくるはずです。大変ではありますが、管理栄養士の資格を多様な形で活かせて楽しいですよ(^^)/
未経験から病院管理栄養士に転職した私の成功事例
私の一度目の転職は、29歳頃。給食委託会社から病院管理栄養士への挑戦でした。保育園や役所なども応募しましたが、面接でことごとく落ちました(^-^;
がしかし、奇跡的に私が1番やってみたかった栄養指導ができる病院(非常勤)に採用いただけたんです。私のほかの応募者は病院経験者でしたが、未経験の私を採用してくださったそう。私の経験をもとに転職の成功ポイントをお伝えします。
求人によって応募条件は異なりますが、「未経験OK」の求人であれば、管理栄養士としての実務経験は重視されていません。
つまり、あなたの人柄や職場との相性・誠実さ・勤務条件とのマッチング具合が判断の決め手となるのです。
とはいえ、当時の私は栄養指導がメインの病院に転職希望なのに「給食管理業務しかやったことがない」という自分のキャリアにコンプレックスを抱いていましたね(^-^;
今、振り返って、キャリアがない私がなぜ採用されたのか!?
今振り返ってみての転職成功のポイントは、つぎのとおりです。
1.何度も面接をしてきたので、少しずつ受け答えがうまくなった
2.履歴書や職務経歴書の丁寧さ
3.不器用ながら、一生懸命感が伝わった
4.面接者さんとの相性がよかった
5.困りごとを正直に話した
未経験者が近道で内定をGETするには「転職エージェント」の活用を
筆者の私は、転職エージェントの存在を知らずに自己流で転職活動をしてしまったため、8社に落とされてかなり遠回りをしました。
転職エージェントを使えば、上記の転職の成功ポイントである「何度も面接をしてきたので、少しずつ受け答えがうまくなった」や「履歴書や職務経歴書の丁寧さ」「困りごとを正直に話した」といった点を完全無料で転職のプロにサポートしてもらえるんです。
自分視点だけでなくアドバイザーの指導のもと正解に向かって転職活動できるので、自信につながり、格段に成功率がアップします。あなたには最短ルートで希望を叶えてほしいので、必ずの活用をおすすめします。
・高待遇な非公開求人の紹介
・履歴書や職務経歴書の添削
・面接対策(面接同行サポートがある場合も)
・給料や雇用条件の交渉代行
・内定や退職の手続き
未経験者が管理栄養士の転職をするための準備は?
「未経験OK」の求人を出している会社が、管理栄養士としての実務経験を重視していないといっても、”管理栄養士”としての基本的な専門知識は求められます。
学校で習った内容は、使っていなければ忘れてしまううえに、日々情報はアップデートされているため、以前の常識が今の正解とも限りません。
管理栄養士としての基礎を復習・勉強をして転職に臨みましょう。
転職活動中、私は給食管理に従事していました。栄養指導の経験が全くなかったので、参考書を買って勉強をしてから面接に臨みましたよ(^^)/
勉強すると自信がつき、面接でのアピールポイントにもなります。現場で働く自分の姿をイメージしながら、読むと能動的に情報が入ってきます。
栄養指導におすすめの参考書
管理栄養士としての基礎・復習におすすめの参考書
一歩踏み出せば、新たな自分の強みが見つかる!?
実務経験がないからといって、管理栄養士としてのキャリアを諦める必要はありません。頑張って取得した資格ですから、活かせたら嬉しいですよね!
管理栄養士といっても、職場によって特徴はさまざまです。1カ所目の職場が合わなくても、2カ所目、3カ所目の職場が自分に合う場合もあります。
筆者は、転職を重ねて「こんな世界もあるのか!」と管理栄養士としての多様な働き方を体感してきました。苦しい時期もありましたが、「すべていい経験になった」と思っています。
人生は一度きり。
合うか合わないかは、実際に働いてみないとわかりません。
もともと文章嫌いの私が、今こうやってライターとしてやりがいをもって活動しているのも不思議でなりません(^-^;
私のように、やってみてはじめて新たな自分の強みを発見する可能性もあるんです。
あなたも後悔のないよう、一歩踏み出してみてください。
まずは、参考書で勉強してみる、転職サイトを覗いてみるでもよいでしょう。この記事があなたの転職活動に役立つことを願っています。
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