はじめまして!
はじめまして!管理栄養士ライターのemimiと申します。
私は3児を育てるママです。
毎日子どもたちに「ただいま」が言える完全在宅で、正社員時代と同等以上の収入を得ています。
読者さんのなかには「管理栄養士が独立してフリーランスとしてやっていくのは、ハードルが高い」と感じている方もいるかもしれません。
「なんか難しそう…」
「もともと文章力があったのでは?」
「私には、大それた栄養の知識がないから無理そう…」
そんな声もあるのではないでしょうか?
(2年前の私だったら、そう思ってしまいます。笑)
しかし、私はもともとコミュ障で、文章力は皆無。ましてや、特別な栄養の知識がある秀才でもありません。
実際に「あなたの文章は、桃太郎の話が途中から金太郎の物語に変わってしまっている」とダメ出しされ…
会社員の栄養士時代は、給食管理がメインだったので、病院で臨床栄養の知識はほとんどありませんでした。
そんな私でも、管理栄養士ライターとして独立を果たし、自由度の高いフリーランスとして生計を立てて暮らせるようになりました。
この記事では、私が管理栄養士ライターを目指したきっかけや、どのように独立まで至ったのかを詳しく書きたいと思います。
管理栄養士ライターを目指したきっかけ
母の病気を期に栄養士を志す
私は、トラック運転手の父とパートの母のもと、3人兄弟の末っ子として生まれました。
私が小6のときに母が病気で倒れ、人工透析が必要な体に…。急に厳しい食事制限と、二日おきの通院が始まりました。生活が一変した母を見て「私が食事で支えたい」と思うように。
栄養士養成課程のある短大を卒業して、無事、給食委託会社の栄養士になりました。2年間の実務経験を経て、管理栄養士国家試験に挑戦。無事合格しました。
給食委託会社で9年勤務「うつ病」も経験
給食委託会社の正社員時代は、厨房責任者として早番・遅番・残業の日々。勤務先の病院の給食室は、厨房スタッフが欠員続きでインシデントが多発する悪循環…。
さらに、家事育児との両立も重なり、うつ病を発症しました。半年間の休職中に「もう30代も目前…。やってみたかった栄養相談や臨床栄養に関わる仕事に挑戦したい」と思うように。
転職!新たなワークスタイルに価値観が動き出す
給食委託会社に復職を果たすも、残業が多く休日出勤が多い現状は変わらず。
悩んだ末に、給食委託会社を辞職しました。
新天地を求めて、転職活動をスタート。うつ病を期に、対人恐怖症気味になっていたので、面接はどれもボロボロでした…。8社以上は不合格でしたね。子どもの保育園のお迎えのときでさえ、人と話すのが怖くて、ドキドキしていたのを覚えています。
そんななか、奇跡的に非常勤の病院栄養士として採用通知が!栄養指導や入院患者さんのミールラウンドをして、難しさややりがいを感じていました。
残業はほぼなく、複数人管理栄養士がいる環境だったので悩みを相談できたり、業務中にセミナーに参加できたりと恵まれた労働環境。
「同じ栄養士でもこんなにも働く環境が違うのか!」と衝撃を受けたんです。
‟転職を繰り返すのはよくないこと”といった先入観がありましたが、「一歩踏み出して転職してみてよかった!」と価値観がガラッと変わった瞬間でした。
しかし、往復2時間の通勤時間と低収入がネックになり、1年間で新たな転職活動をするのでした。
「在宅で働きたい!」より自由を求めて
人生は一度きり。より自分の理想に近い働き方を求めていました。すっかり「転職」に対する心のブレーキが外れて行動にうつすように。
自宅から歩いて10分の保育園への転職後、3年従事。3人目の育児休業中に「 管理栄養士の資格を活かしつつ、在宅で仕事をしたい」と思うようになりました。
「管理栄養士ライター」の存在を知る
そんななか、短大の友人が管理栄養士ライターとして在宅で生計を立てているとの連絡が!
「私も挑戦してみたい」と思い、彼女の所属するライタースクール受講をその日のうちに決断。高額だったので、本気でがんばろうと思いました。
ライティング技術だけでなく、個人事業主として稼ぎ続けるためのマインドや、さまざまな案件獲得事例を学べました。
果たして…在宅でちゃんと稼げたの!?
行動力のある周りの受講生に刺激を受けて、ライティングの勉強や案件獲得・執筆に励む日々。
旦那は休日になると、子どもたちを連れて出かけてくれました。
私は不器用なので、朝4時に起きて勉強、家事は最小限に、受講中6カ月間はテレビを見た記憶がありません。
自分を追い込み過ぎたのか、蕁麻疹や息がうまく吸えないといった体の症状も現れたほどです。
勉強開始後2カ月後からクラウドソーシングで案件探しを開始。必死に頑張った結果…
・2か月目は、20,868円
・3カ月目は、9517円
・4カ月目は、66,910円
家族との時間を犠牲にして、1か月間必死に頑張った結果がコレです…。
大金を払ったうえで、家族にとても迷惑をかけているのに結果が出なくて、涙が溢れる夜もありました。
「継続していればブレイクスルーは必ず訪れる」と信じた結果…
「今までの時間と労力を無駄にはできない…」と、行動を続けた結果…。
そこからはライターとしてのスキルが認められ、安定的な継続案件を獲得できたので、収入が安定していきました。小さな成功体験が自信となり、独立を考えるようになったのです。
副業を経て、ライターデビューから1年で独立
安定収入につながる継続案件のおかげで収入が安定したため、独立を決意。 育休が明け職場復帰後は、4カ月間の副業生活を経験しました。
ライターデビューから1年後に独立。 現在は、職場の人間関係に悩むことなく、自由に管理栄養士ライターとして在宅で働いています。こどもに毎日「おかえり」が言えるのが何よりもうれしいです。
このブログで伝えたいこと
私がお伝えしたいのは、栄養士として今の現状に苦しんでいる方に向けて、人生の選択肢を広く持ってほしいということです。
・栄養士はネイルやヘアを楽しめない
・早番や遅番でプライベートがなく恋愛すらできない
栄養士の仕事で辛いことはたくさんありますよね。
でも、働く環境をかえてあなたが自分らしく働ける環境はきっとあります。
それでも、「失敗するかも」「才能のある人しかできない」なんて思わないでくださいね。
確かに、簡単ではありません。
でも大丈夫。人生は一度きり。
勇気を振り絞って、一歩踏み出しましょう。あとは、しっかりと努力して勉強すればできます。
コミュ障で、特別なスキルもない、人と話すのが怖かった、平凡以下の私でも理想に一歩近づけました。
選択肢の一つとして、苦しむ栄養士さんの皆さんに提示できれば幸いです。
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